揺るがされない!?
2020年 08月 13日
2020年8月9日
詩篇16:1-11
太田 穣神学生
16:1神よ 私をお守りください。
私はあなたに身を避けています。
16:2私は主に申し上げます。
「あなたこそ 私の主。
私の幸いは あなたのほかにはありません。」
→まずは神様に目を向けるということから、すべての解決は始まっていく。私たちも、どのような状況にあっても、まず神様に目を向けるものでありたい。いつでも、どこでも、どのような時も、「神よ」と訴えかけ、「あなたこそ、私の主です。」と告白する。
16:3地にある聖徒たちには威厳があり
私の喜びはすべて 彼らの中にあります。
・「聖徒たち」→神様に選ばれた聖なるものたち。神様に聖別された人々。新約聖書においては、クリスチャン。
→神様との交わり、神の民との交わりに生かされていることによって、幸いが基礎づけられ、本当の喜びが与えられる。
16:4ほかの神に走った者の痛みは 増し加わります。
私は 彼らが献げる血の酒を注がず
その名を口にいたしません。
・「痛み」→創世記3章16節。神様に従わないことによって生じる痛み。
→神様以上に大切にしているものはないか。本当の神様に従い、神様を第一として生きる生き方をするようにと招かれている。
16:5主は私への割り当て分 また杯。
あなたは 私の受ける分を堅く保たれます。
16:6割り当ての地は定まりました。私の好む所に。
実にすばらしい 私へのゆずりの地です。
・「割り当て分」「ゆずりの地」→神によって与えられた財産、特に土地。かつて、奴隷生活を強いられていたエジプトから救い出されて、約束の地へと神様によって導かれた神の民は、約束の地においてそれぞれの部族に割当地が定めら神様から土地が与えられた。
→1節から6節においては、すべて神様が中心になっている。神様こそがすべてを満たしてくださる方なのだと歌い、神様に従うようにと招いている。
16:7私はほめたたえます。助言を下さる主を。
実に 夜ごとに内なる思いが私を教えます。
16:8私はいつも 主を前にしています。
主が私の右におられるので
私は揺るがされることがありません。
16:9それゆえ 私の心は喜び
私の胸は喜びにあふれます。
私の身も安らかに住まいます。
16:10あなたは 私のたましいをよみに捨て置かず
あなたにある敬虔な者に
滅びをお見せにならないからです。
16:11あなたは私に
いのちの道を知らせてくださいます。
満ち足りた喜びが あなたの御前にあり
楽しみが あなたの右にとこしえにあります。
・「私の右に」→そばに立って助けることを意味する。
・「よみ」→この世を去ったものが行く場所。静かで、暗く、希望がなく、生きたものとは断絶された場所。
→7節から11節で、神様からの導きと、決して揺らがないという安定、そして、終わりのない喜びを味わうのだと希望を確信し歌っている。
私たちは、どうでしょうか。確信をもって、このように歌えるでしょうか。
神様が共にいてくださることを知っていても、導いてくださることを知っていても、揺らいでしまう。
使徒の働き2章25節から28節
→ダビデは自分自身のことを歌いながらも、将来くるイエス様のことを示していた。「私は揺るがされることがありません。」と言っているのは、イエス様が決して揺らぐことがないということを表している。私たちの主であるイエス様は、決して揺るがされる方ではないのだから、イエス様と私たちの関係は、決して揺るがされることがない。どのような状況であっても、決して揺らぐことのないイエス様に目を向けて歩むものでありたい。
★イベント★
☆ Heart & Soul(毎週金曜夜) * 現在はコロナの影響で活動休止です
☆愛知県の感染者数が増えてきたので、これからはまたZOOMでの礼拝になります。
☆オンライン ゲームナイトが8月26日にあります。