「バイブルスタディ ヨハネの福音書5章」(5:24−26を中心に)
2020年 07月 13日
2020年6月28日
林 健二 牧師 (ケンケン)
・前回のおさらい(ヨハネ 5:1-9)
人は苦しみの中、希望もなくし卑屈になっていくが(ヨブもそうなったしなぁ...)主の憐みはそ れと関係なく決まった時にその人に必ず訪れる。
イエス様はその人が今必要としていることではなく、本人も気付いていない本当の問題を解決される。
人は目的のための手段を、時として手段を目的 としてしまう。
1.観察
①状況 (5W1H、特別な時期?特別な場所? 特別な人?など)
カズ:水に入りたいけど、他の人が先に入っていってしまうと文句を言っている人に対して神様が一方的に救いを与えた。信じることが救いの道で、行いによることではないことを表している。救いの本質は自分の努力ではなくって信じることにある。
ヘレン:安息日にイエスは命を与える働きをしたが、ユダヤ人たちは命を奪う計画をしていた
カズ:パリサイ人は尊敬されたいが故に、イエスが注目されていることに対して気に入らなかったのでは?なので、イエスが病気の人を癒しても喜べず、イチャモンをつけていたかもしれない。
ケンケン:そうですね、少し心に留めておいた方がいいのは、パリサイ人と書かれていなくて、『ユダヤ人』という言葉が使われていた。
なほちゃん:ヨハネ5:14『罪を犯してはなりません』はどういう意味ですか?
えりさん:その癒された人は責任転換をしている。
ケンケンさん:そうですね11節でも彼は責任転換をしているように見えますね。15節でもその人は言われてもすぐにイエスが悪いと報告しにいった。彼は自分を被害者にして悪いのは他の人ですと言って責任を押し付ける罪があったのでは?
えりさん:創世記でもアダムとエバは他の者のせいだと言っていましたね。そこからその罪は始まっていいますね。
まなみちゃん:確かに、イエスが「よくなりたいか?」と聞かれた時も言い訳ばかりをしていましたね。
カズ:ユダヤ人にとって安息日を破ることって死に値するほどの罪なんですか?
ケンケン:特別な祭りの安息日なのでより一層守らなければならないと思っていたかもしれませんね。でも、本当の安息を気づかせるためにイエス様はこの日を選んだかもしれませんね。
②テーマ、キーワード、質問 (死といのち、死人と生きる、聞くと信じるなど)
24−25節
死人が神の声を聞くとは?
まことにまことにが繰り返されている。
この祭りは結局何?すぎごしかモーセの祭りかもしれない
死から命に移っているってどういうことでしょうか?
ラリサ:死んだ人が寝ていていつか起きることかな?
カズ:神様と断絶していたものが神様を繋がりを持つことなのでは?
ヘレン:聖霊をいただくことによって生きる予告でもあるのでは?
人の子に権威を与えるとは?
ラリサ:人の子は人のことですか?
ケンケン:ここでの人の子はイエスのことを指しています。
じゃあなぜキリストにその権威があるのか?
えりさん:イエスは全き神であり、全き清い人間だから。
ヘレン:大祭祀のたとえーキリストは人の前では神様の代役で、神様の前では人の代役。
まなみ:人間の性質、誘惑とか苦しみとか弱さを理解しているから
人の性質って持つのに罪がないってよくわからん→ピリピ2章7節
ケンケン:人の性質を着ている、だからあがないとなれた、生贄として十分だった。
③神について、人間について何が学べるか? (半分解釈) (死人と病人の違いは何か?)
病人を癒したことの後なのに死人について語っているのは何故でしょうか?
そまま進んでいくと神様の断絶が続くと死にたどり着いてしまう。
死人は自分の力で生きることができない、でも病人は自分の力で生きることができると思ってしまう。死人は自分の力で生き返ることができないと知っているからイエスにいのちをもらうしかない。でも病人は自分の力で生きることができると思い込んでいる。
2.解釈 観察に基づいて、今日の箇所を自分の言葉でまと めましょう。
自分には神様との断絶があり、死人のように自分の力では解決できないことを認め、いのちを持つイエス様の声を聞いて、天の父なる神を信じる者は、神様との関係が回復する。
神様を信じたその時に救われたる!どんな人でも救われるチャンスがある!!
私たちは最初から死が約束された『死人』だが、イエスの中に(永遠の)いのちがあり、彼の言葉を信頼して聞いて(shama:聞いて行う)ものは生きる。
3.適用 静まって、自分自身への適用を考えましょう。自 分の価値観と聖書の価値観をすり合わせましょ う。自分が従うべき命令、信じるべき約束、手放 すべき偶像、告白すべき罪、変えるべき態度はあ るでしょうか?
ヨハネ 24
救いの本質
主イエスキリストを通して神を信じるものは、救われる。
ヨハネ 25
イエスキリストの救いの約束 予言
ヨハネ 26
キリストのいのち
摘要(服部)
①他人のせいにする罪。神様に頼る事ができない人間の本質的な罪を理解。
②私達は死人である事。自分の力で救われる事は無理。
③主イエス・キリストを信じる事でしか救われない事を理解。
ヨハネ 5:24-26
5:24 まことに、まことに、あなたがたに言います。 わたしのことばを聞いて、わたしを遣わされた方 を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきにあ うことがなく、死からいのちに移っています。 5:25 まことに、まことに、あなたがたに言います。 死人が神の子の声を聞く時が来ます。今がその時 です。それを聞く者は生きます。
5:26 それは、父がご自分のうちにいのちを持って おられるように、子にも、自分のうちにいのちを 持つようにしてくださったからです。
★イベント★
☆ Heart & Soul(毎週金曜夜) * 6月はお休みです。7月から再開予定です。
☆愛知県の緊急事態宣言が解かれる六月からグレイスハウスで集っています。三月の頃のように、普段の生活の中でもうつらぬよう、気をつけつつ、礼拝では消毒マスク着用、換気を徹底して行くつもりです。